慢性頭痛に対する鍼治療
鍼灸療法
積極的に漢方などの東洋医学も取り入れている当院ですが、当院長による中国式による鍼灸の施術も行っています。中国式は、管の中から細い針を通す見慣れている日本式の鍼治療とは異なり、針自体も太く、施術で使われる針の本数も多いです。太い分だけ痛みを感じやすいのかと不安な方もいるかもしれませんが、痛みを極力排除して行うことのできる鍼を使用しております。
鍼灸療法は、一般的に肩こり、腰痛、神経痛、関節炎などを中心とした治療と思われがちですが、世界保健機関(WHO)が発表している鍼灸治療の適応疾患49疾患を見ると、婦人科系、呼吸器系、循環器系、消化器系、耳鼻咽喉科系といった疾患などにも有効であり、当院では慢性頭痛に対する鍼治療として取り入れております。
この治療は、漢方と同様に患者様が訴えるそれぞれの症状や体質の細かい違いを診ながら、お一人お一人に合ったオーダメイド的な医療も可能ですし、西洋医学の病気に応じて投薬を行う治療と併用することも可能です。なお現在、服用している薬があるという方は施術の前にお話しください。
費用
- 施術費用(1回)
- 2,000円
認知症リハビリテーション
リハビリテーションとは
リハビリテーション(以下リハビリ)とは、心身の機能や構造に何らかの障害が生じてしまい、日常生活に支障をきたした状態を医学的に改善しようとするあらゆる取り組みのことを言います。
病気や障害、老化、手術などで生じた機能障害を理学療法(運動療法や物理療法)など用いることで、機能の回復・改善を図り、日常生活や社会生活への早期復帰を目指します。
認知症とリハビリの関係
認知症は徐々に進行する病気です。治らないと自覚しつつも、少しでも認知症の進行を抑え、本人らしく自立した生活を過ごしてほしいと願う家族は少なくありません。認知症リハビリは、一般的なリハビリの「元の状態まで回復させる」とは異なり、「認知症を悪化させない・遅らせない」が目的となります。本人の機能・能力を維持するための役割や、衰えるスピードを抑制し、自立した生活を過ごすための方法の一つです。
リハビリの内容としては、
- 運動療法
- 身体を動かして身体機能の維持を目指していくリハビリです。認知症が進行していくと、身体を動かすのがつらくなり、寝たきりの状態になることも多くあります。そのため、運動療法をすることで脳の活性化を促し、身体機能の衰えを予防します。
- 作業療法
- 日常の生活動作を通して認知機能の維持を目指していくリハビリです。作業療法は、日常の動作に合わせて行っていくので、無理をせずリハビリを進められます。
など、様々な方法がありますので、認知症の進行程度や症状に応じたリハビリを行っていきます。
リハビリについて詳細な内容やご相談を希望される方は、お気軽にお問い合わせください。
費用
- リハビリテーション費用(40分)
- 8,800円(8,000円+消費税10%)
軽度認知機能障害スクリーニング検査 (MCIスクリーニングplus)
軽度認知機能障害スクリーニング検査は、アルツハイマー病の前段階である軽度認知障害のリスクを判定する血液検査となります。
軽度認知障害(MCI)とは、健常者と認知症の中間の段階を指しており、日常生活に支障はありませんが、そのまま過ごすと約5年でその半数以上が認知症に進行すると言われています。
軽度認知障害(MCI)の人は認知症の人と同数程度いると言われていますが、MCIの段階で適切な予防や治療を行えば、認知症の発症を防ぐことや遅らせることができることが最近の研究で明らかになっています。
認知症で大切なのは発症後の治療ではなく、発症前の予防になります。
「最近、もの忘れが増えてきた」「肥満や糖尿病など生活習慣病の恐れがある」「親や家族の様子が少し変わった気がする」などの症状のある方は一度検査をおすすめします。
検査方法
採血した血液を用いて、アルツハイマー病の原因ともなる物質「アミロイドベータペプチド」の蓄積の有無を間接的に検査していきます。
判定結果はリスクに応じてA~Dの4段階となり、
- A:1~2年に1回は検査を受けましょう
- B:1年毎の定期検診を受けましょう
- C:6ケ月~1年毎の定期検診を受けましょう
- D:2次検査をおすすめします
健康診断と同じように定期的に検査を受けることで、ご自身の変化を早い段階で気づくことができます。
健康な方でも高齢になるにつれて、認知症やMCIのリスクは自然と高まります。検査の結果に関わらず、生活習慣を改善し予防に取り組みましょう。
費用
- 検査費用
- 22,000円(20,000円+消費税10%)
APOE遺伝子検査
アルツハイマー型認知症の遺伝的なリスクを知ることができる検査です。
5歳以上の認知症患者数が、2025年には約700万人(約5人に1人)に増加すると予測されています。
人が持っているAPOE遺伝子型を調べ、アルツハイマー病発症リスクを知り、予防につなげるのがAPOE検査となります。
APOEとは、アミロイドβの蓄積や凝集に関わるタンパク質です。アルツハイマー型認知症の最大のリスクは加齢と生活習慣病ですが、主な原因物質のひとつであるアミロイドβが蓄積することで神経細胞が損傷を受け、認知機能が低下し始めます。このアミロイドβの蓄積や凝集を司る物質がAPOE遺伝子で、その遺伝子型を調べるのがAPOE遺伝子検査です。
検査方法
採血で、ApoE遺伝子検査は、アルツハイマー型認知症の原因物質といわれるアミロイドベータペプチドの蓄積や凝集に関わっているとされるApoE(アポリポ蛋白E)の遺伝子型を解析することで、将来の認知症のリスクを判定します。
費用
- 検査費用
- 16,500円(15,000円+消費税10%)
AGA治療
AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略称で、日本語に訳すと男性型脱毛症という意味になります。
AGAは思春期以降に発症するようになります。発症のメカニズムですが、アンドロゲン(男性ホルモン)の主要な構成成分であるテストステロンが5αリダクターゼ(還元酵素)によって還元されるとジヒドロテストステロン(DHT)となります。このDHTが前頭部あるいは頭頂部において、毛包受容体と結合すると毛周期(ヘアサイクル)の成長期を短縮させるようになります。これによって頭頂部や前頭部の髪の毛は、徐々に細く短い毛に生え変わるようになって軟毛化していき、毛包は縮小、最終的にこれらの部位は脱毛していきます。なお日本人男性は3人に1人の割合でAGAを発症しているとされ、多くの患者様は30歳を過ぎる頃には発症に気づくようになります。
このような方はご相談ください
- 家族の中に髪の薄い人がいる
- 抜け毛が気になる
- 10代後半から髪が薄くなってきた
- 額の生え際が後退してきた
- 頭頂部の髪の毛が薄くなってきた
- 細くて短い髪の毛が多くなった
- 髪のハリやコシが無くなった
AGA治療について
AGAになると、前頭部や頭頂部の毛髪が軟毛化して細く短くなり、最終的には頭の生え際が後退し、頭頂部の毛髪が失われていきます。このようなときは、プロペシアやザガーロを使用して治療いたします。
治療の基本は薬物療法となります。この場合、フィナステリド(プロペシア)もしくはデュタステリド(サガーロ)などの5α還元酵素阻害薬を服用していきます。どちらにも5αリダクターゼの働きを阻害し、DHTの産生を抑制するという働きがあります。
なおこの5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、AGAの原因の大半はⅡ型とされています。フィナステリドは、そのⅡ型5αリダクターゼを抑制するもので、デュタステリドはⅠ型とⅡ型、両方の産生を抑制します。このことからデュタステリド(サガーロ)は、フィナステリド(プロペシア)よりも約1.6倍の改善効果があると言われています。当院では、各々の患者様にとって適切とされるAGA治療薬を処方していきます。
なお、フィナステリドやデュタステリドを服用することによる副作用として、性欲減退、勃起不全、肝機能障害がみられることがあると言われています。あらかじめ肝臓に持病があるという方は、事前に医師と相談するようにしてください。
費用
- フィナステリド
- 3,850円/30錠(3,500円+消費税10%)
- ザガーロ
- 9,900円/30錠(9,000円+消費税10%)
プラセンタ注射・白玉注射・ニンニク注射・疲労回復点滴
当院では、患者様のご要望でプラセンタ注射を行っております。来院予約は不要です。希望の方は直接ご来院の上、お申し出下さい。ニンニク注射・美容点滴の内容詳細につきましては、お気軽にスタッフにご確認下さい。
費用
- プラセンタ注射(1アンプル)
- 1,100円(1,000円消費税10%)
2アンプル目以降は+700円(消費税込み) - 白玉注射
- 1,980円(1,800円+消費税10%)
- ニンニク注射
- 1,430円(1,300円+消費税10%)
- 疲労回復点滴
- 2,750円(2,500円+消費税10%)
- ビタミンC(白玉やにんにくに追加)
- 550円(500円+消費税10%)